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 有線七宝 






有線七宝の手順

簡単な有線七宝の手順
☆画像をクリックしていただくと、少しだけ拡大されます。


1.……「胎」を紙やすりでよくみがきます。(釉薬がつきやすくするため)

2.……「胎」の裏側に裏引き用の釉薬をのせ、乾燥させます。
ただ今、乾燥中...

3.……まず、下地用の釉薬をのせて焼きます。
「下地用の白い釉薬をのせて焼成したところ」

4.……銀で出来た薄い線を切って、作りたい絵柄をつくっておきます。
「銀線で桜の形を作っています」

5.……焼成後すぐにさめるので、そしたら少量ののりを溶かした水を表面にうっすらと塗り、
銀線をのせ、釉薬を盛っていきます。
この時、釉薬によって収縮率が違うので、銀線が焼成時に傾かないよう気をつけます。
「銀線をたてて、色を盛っているところ」
「色を盛り終えたところ」...焼いたらどんなふうに仕上がるか、
一番どきどきする時です。

6.……いよいよ焼成...焼きあがってからさめたら、やすりで磨いて「銀線」が
表面に平らにでるようにします。(出すぎている銀線を落とし、埋もれている銀線がでてくるように)
「やすりをかけ終えたところ」


7.……仕上げにもう一度焼いて、出来あがりです。
「完成!!」...今回は、失敗しちゃったー...(T_T;)
やはり、有線七宝は、透明な釉薬を使ったほうが
線が綺麗にでてよい仕上がりになるみたいです。

失敗例その2...これは、ちょうどひげのところの線が倒れてしまいました。

...有線七宝は難しいです。